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成約事例一覧

「少しでも高く売りたい」ショッピングモール型の店舗に着眼。

「薬局業界に明るい未来はない」。それがY様の口ぐせでした。
4店舗ある薬局をすべて譲渡し、リタイア後の人生を楽しみたいというご希望をお持ちでしたが、Y様の経営する薬局には、将来的に大きな可能性がありました。
その可能性を生かした譲渡とは…。

■抱えておられた課題

10年前、お父様から受け継いだ薬局を4店舗まで拡大したY様。
優れた経営手腕をお持ちでしたが、慢性的な人材不足に悩んでおられ、「将来を考えると、いまのうちに譲渡するのが最善の方法だ」という結論に行き着かれました。
当初は「すべての薬局を売りたい」と希望しておられましたが、先代が開業した1店舗だけは残すことに。
他の3店舗のうち、まず1店舗を譲渡する取り組みが始まりました。

■解決のポイント

「少しでも高く売りたい」というご希望を受け、薬局の価値評価を実施。
3店舗のうち、最も業績向上の可能性がある店舗を選び出し、譲渡を進めることにしました。
それは、大型ショッピングモールの駐車場にある店舗。
集客には申し分ない立地でした。
魅力的な店舗だったため、譲渡先はすぐに決まりました。
ドラッグストアを経営する薬局様が手を上げてくださったのですが、1つ大きな課題がありました。
それは、ショッピングモール側との交渉でした。
通常の路面店とは違い、ショッピングモールの敷地内に店舗を構える場合、契約条件や改装工事の時間帯などにさまざまな制約がありました。
これをクリアすることが、承継成功のカギになると考えました。

■成約

譲渡によって新しい薬局へと生まれ変わるにあたり、ショッピングモールからは、登記簿や出店契約書の提出、頭金の支払いなどが求められました。
薬局の改修工事をする時間帯も「〇時から〇時まで」と限られました。
これらの準備や交渉を、弊社の顧問弁護士や専門家と連携することですべてサポート。
また、ドラッグストアと薬局とでは仕入れ先や求人のポイントも違うので、その支援も行いました。
こうしたさまざまな取り組みを駆使することで、Y様が望む「最高値」での譲渡を実現することができました。

エリア

兵庫県神戸市

事業形態

法人

売主様プロフィール

二代目(47歳)

店舗数

4店舗(うち1店舗の譲渡を希望)

年間売上高

1億円

月間技術料

200万円